2024年04月22日 3分

「大手溶接商社がハンディレーザー市場へ参入世界ベストセラー機を初披露」エスシーウエル株式会社

世界で高評価のハンディファイバーレーザー溶接機
展示ブースでデモ実演

エスシーウエルは、神鋼商事グループの溶接技術商社である。1943年に藤井商店として創業し、2003年に神戸製鋼グループの一員となり、2019年から神鋼商事の100％子会社となった。一貫して溶接技術商社として、幅広い経験に裏打ちされた技術力と豊富な経験と提案力で、溶接に関するソフト・ハードの両方をトータルサポートし産業界のモノづくりに貢献してきた。溶接に加えて各種検査機器や工業加熱炉など溶接以外の視点からも顧客をサポートし、自動化に欠かせないロボットの導入検討においては目的・用途（溶接、塗装、ハンドリング、研磨等）に最適なロボットを選択し提案。ロボットのティーチングやソフトの追加やシステムの更新にも対応する。

【出展内容】

今回、世界初の冷却システムを備えた世界最高クラスの溶接・切断性能で最高水準の安全かつコンパクトな仕様を有する、ハンドレーザ溶接機（発振器出力1500Ｗ）を出展する。同製品は、ＧＷレーザテクノロジー社（中国・上海）製で、海外で評価が高いベストセラー機だ。同社は、コスト競争力に優れ、かつ同製品の信頼性が確保できたことから、最後発とも言えるポジションからハンドレーザ市場に参入する。

現在、ハンドレーザ溶接は、TIG溶接の代替工法として普及が進んでいる。初心者でも多少の訓練で手軽に扱えるのが特徴だからだ。従来のTIG溶接やアーク溶接は、一通りの作業ができるまでに年単位の時間が必要と言われており、一般的に熟練作業者しか扱えなかった。同製品には３つ特長がある。①世界初のフロンＲ４１０Ａを利用した「空冷」の冷却システムを装備、②軽量＆コンパクト（従来比で大きさ５分の１、重さ３分の１）、③世界最高クラスの省エネで高密度エネルギーを実現している。大手溶接商社の取扱製品としては本邦初披露であり、展示会場ではデモ実演を行う予定だ。（文：落合平八郎広報事務所）

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