「騒音対策の「ダイポルギー技術」を展示ブースで体験デモ実施」シーシーアイ株式会社

シーシーアイは、カーケミカル、カーアクセサリー、樹脂・ゴム製品、防音材、制振材を開発・製造・販売している。同社が保有するコア技術のひとつにケミカルテクノロジーがある。中でもブレーキフルードおよびエンジンクーラントは、世界中から極めて高い評価を得ており、世界シェア２０％を誇る。また、同社の防音排水管は多くの大手ハウスメーカーに採用されており国内トップシェアだ。今や、住環境の防音・騒音対策にはなくてはならないアイテムになった。

【出展内容】

今回、本展示会では同社のダイポルギー技術を訴求する。ダイポルギーとは、ダイポール（双極子）とエネルギーを組み合わせた造語で、同社の商標だ。この技術は、高分子材料に特殊な添加剤を混練・分散することにより、音・振動・衝撃エネルギーを大幅に吸収して熱エネルギーに変換し、人間が耳障りと感じる音域で最も高い吸音率を発揮。騒音や振動を抑制する。騒音対策には主に４つの方法がある。それは吸音、遮音、制振、防振であり、発生している音に対し適した対策方法を選択することが重要だ。そこで同社はそれぞれの騒音対策に対応するため、このダイポルギー技術を生かした塗料タイプ、フォーム​タイプ、シートタイプ​などの様々な形状の制振材・吸音材・遮音材・防振材をラインアップしている。また、特に吸音フォームは高い吸音性能で優れた耐水性を有するほか、環境に配慮した材料であり、燃焼時の有毒ガス発生は限りなくゼロに近く、特にシアンガスはウレタンの1/1000以下であり、リサイクルも可能だ。展示ブースで、一般的なウレタンと同社のダイポルギー技術を採用した材料を用いた吸音性能の比較をデモする予定だ。ぜひ自分の耳で確かめてほしい。（文：落合平八郎広報事務所）

ダイポルギーと一般的なウレタンとの吸音性能比較