▼この記事をシェアする
「塗料・塗装設備展はベストなプラットフォーム」
グローバルな顔料級TiO2メーカーのLB Groupが出展を続ける理由とは?
2025年11月12日から開催する「塗料・塗装設備展(COATING JAPAN)」。今回は出展社であるLB GroupのExecutive Assistant to Chairman, Senior VP of Sales Hugo Yao氏にインタビューした。
LB Groupは、中国に拠点を置く高性能二酸化チタン(TiO₂)顔料のメーカーで、販売の6割は輸出向けという企業だ。
LB Group Hugo Yao氏
顔料級TiO2を年間151万トン生産するLB Group
(写真左:LB グループの 顔料級TiO2は 25KG 袋に梱包され、中国の製造拠点の 1 つから出荷できる状態にあります。写真右:顔料級TiO2)
顔料級TiO2は白色で、塗料・インキ製品、紙製品や樹脂製品、食品の着色料、化粧品・生活用品の添加剤など、用途は幅広い。これら最終製品のメーカーなどに向け、LB Groupは顔料級TiO2を年間151万トン、生産する。
「LB Groupの製品の一部を紹介すると、汎用性があり人気も高いのがBILLIONS[迪藤1] R-996という顔料です。内装・外装建築塗料、工業用塗料、インキ、プラスチックなど、幅広く使われています。一方、BILLIONS LR-972はシリカとアルミナの被覆により、耐候性や耐久性、さらに光沢を有する高機能な顔料。他にも、高性能印刷インキや特殊塗料に使われるBILLIONS TR52などといった機能性の高い顔料がラインナップに並んでいます」(Yao氏。以下、断りない限り同)
冒頭でも触れたように、LB Groupの販売先の多くは中国国外の企業となっている。Yao氏は次のように続ける。
「LB Groupは、100を超える国へ輸出しています。そして、それらの国のほとんどで、LB Groupがトップシェアを握っています。私たちは製品に自信を持って市場へ送り出しており、受け入れられていると裏付ける実績だと受け止めています」
市場から受け入れられているのは、万全な供給体制に対しても信頼が置かれているからであるだろう。
LB Groupは1955年、鉱山会社として事業をスタートした。そして、自社の採掘物の製品化にも挑み、1988年から顔料分野に参入している。2014年には1万2000㎡規模のテクノロジーセンターを開設しており、さらなる製品の進化に取り組む。
また、米国、英国にも営業拠点を設けており、グローバルなニーズへの対応や供給を支えている。このような、工程の上流から下流までをカバーし、安定してユーザーに製品を供給できる点がLB Groupの強みだ。
塗料・塗装設備展は「リクエストや要望、課題をぶつけていただく」場に
LB Groupが出展する塗料・塗装設備展は11月に東京展が開かれるが、2025年5月には大阪展の開催があった(2026年も5月に大阪展を開催予定)。その大阪展開催前にも、展示会事務局はYao氏へのインタビューを行っている。
Yao氏は大阪展で「お客様の要求に全力で応える姿勢を示していきたい」との意向を示していたが、日本の来場者からの反応はどのようなものであったのか。
「大阪展で出会ったお客様とは、すでにビジネスの深化が見られます。日本のお客様がLB Groupに強い関心を持っていただいているのは、私たちが硫酸法と塩素法の両方で顔料級TiO2を生産しているからだと受け止めています。このうち、硫酸法での生産は日本国内でほとんど行われなくなりました。LB Groupは、硫酸法による顔料級TiO2を求める日本のお客様がいらっしゃると理解しており、実際に大阪展で成果を上げています。こうしたお客様のリクエストに、私たちは先ほど紹介したさまざまな製品を提案しています」
そして、11月の塗料・塗装設備展 東京展にも「非常に期待している」と、Yao氏は続ける。
「LB Groupは日本市場を重視しています。より多くの日本のお客様と出会いたい。来場者、出展社とも非常に多くの参加がある塗料・塗装設備展は、アピールするのにベストなプラットフォームだと考えています」
塗料・塗装設備展の来場者は5万名(同時開催展含む)を見込む。高機能フィルム展や高機能プラスチック展といった他の材料に関する同時開催展もあるため、幅広い企業の人々にリーチできる。
つまり、Yao氏がベストなプラットフォームと述べるのは、さまざまな材料や関連するソリューションを求める人と出会える確実性があるからだといえるだろう。それだけ出展社としてメリットが大きく、もちろん来場者にとっても魅力的な新製品やサービスを目にできる。
こうした思いを語った上でYao氏は、東京展の来場者へ次のようなメッセージを語りかけた。
「ここまでもお話した通り、塗料・塗装設備展は来場者の皆様と交流したりマッチングの機会があったりなどで、ベストな場であると思います。ぜひお客様がお持ちのリクエストや要望、課題をLB Groupにぶつけてください。全力でお応えします」
塗料・塗装設備展は、高機能な塗料・顔料のメーカーの他、塗装ロボット、スプレーガン、塗装ブース、高性能コーティング、検査・測定・分析に関する企業が出展。「人手不足時代の塗装設備改革 長尺・重量物対応と安全性の両立」「塗装設備の発展を目指して」「諸問題が解決された新しい光触媒塗装システム」「カーボンニュートラル実現に向けた 自動車用金型内塗装用塗料開発」などといった講演も行う。
コーティングのイノベーションを直に体感でき、塗料メーカー、関連機器メーカー、商社、需要家との絶好の出会いの場となる「塗料・塗装設備展(COATING JAPAN)」へ、ぜひ来場をご検討いただきたい。
【会社概要】
会社名:LB Group Co., Ltd(通称 LB Group)
代表者:Chief Executive Officer Wu Pengsen
設立年:1955年(Jiaozuo Sulfur Mine創業年)
